憧れの断捨離
読書家、という肩書きに憧れていました。
けれど、憧れるのを辞めることにしました。
読書家といえば、知的で、穏やかで…
一言で、そんな人なんだな、という印象を抱きます。
理想の自分はいろいろあるけれど、そんなイメージも私の理想のひとつでした。
人から知的だと思われたい。
穏やかで優しい人だと思われたい。
現実の自分はそうではないから、とても憧れていました。
本を読むのは好きだけれど、最近はなかなか時間が取れず。
細切れに読むのも好きではないので、スキマ時間は目的もなくネットサーフィンという日々。
今後も本を読むことはあるだろうけれど、月に何冊も…というやり方はできないな、と判断しました。
だから、ブックカバーを手放すことにしました。
もともとハードカバーのものばかり読んでいたので、文庫本のブックカバーを使うタイミングはあまりありませんでした。
それでも手放せなかったのは、読書家は持っていそうだから、という理由からでした。
知的であること、穏やかであることは憧れだけど、それは本を読んでいなくてもできること。
気持ちの整理がついたら、びっくりするほどさっぱりお別れする決意ができました。
読むことは好きだから、気になる本があればどんどん読みたい。
ただ、細切れに読み進めることも、時には必要かもしれません。
それもあり、くらいの軽い気持ちで向き合えたらいいなと思います。
誰もが持っている理想の自分の姿。
できれば理想の自分になりたいけれど、現実的に不可能な部分も多くあります。
けれど、時間をかければ理想の自分に近づけるのも事実。
有限な時間を何に割り当てるか?
なりたい自分があるのなら、先送りしてはいけない問題。
ついだらだらしてしまうけれど、それってやっぱり勿体無いですよね。
スキマ時間のネットサーフィンもなんとかしたいと思います。