カットした数日後に植え替えもしました。
親株は土を替えて、昨年の子株は別々の鉢へ。
その際に咲いていた花を切りました。
多肉植物に花はいらない?
花を咲かせるにはかなりの養分を必要とします。
その分、葉への養分が減ってしまうのです。
養分を葉に行き渡らせるために、いくつか花を楽しんだら全部切ってしまっても良いそうです。
それを聞いて、「なんてこった」と思いました。
冬の間中、ずっと花が咲いた状態だったのです。
花が咲きました、のブログを更新してから、植え替えをする日まで、毎日1つ以上花が咲いていました。
▶︎「愛情=手間」ではない。かもしれない。 - シンプル計画
合計すると30以上の花が咲いたと思います。
花が咲いたのが嬉しくて、「すごいねえ、いっぱい咲くねえ」なんて、思っていたのです。
花を愛でる、葉を愛でる。きっとどちらも正しい。
多肉植物は葉を楽しむもの。
分かってはいるものの、まだ蕾も付いていた茎を切るのはすごくすごく名残惜しくて…
でもこれからは成長期の時期、たくさん元気な葉を出して欲しいので切りました。
何事も優先順位というものが大切で、今回は葉のプライオリティが上だったという話なのですが。
私にとってこの熊童子は初めて長く育てられている植物で、ようやく咲かせてくれた花を切るのはなかなか辛いものでした。
とはいえ、長い間花を咲かせてくれて、私も随分と楽しみました。
切らずに花を愛でていたのもまた、良いのだと思います。
最後まで花を咲かせることはできなかったけれど、今度はきっとふっくらした葉をたくさん付けてくれるのでしょう。
その葉を、今度は愛でたいと思います。