シンプル計画

もっと軽やかに。

出産レポその4。感動の対面

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出産レポの続きです。
ようやく完結です!

*まだの方は、よければ「その1」からどうぞ。


ついにいきむ許可が出た!

待ちに待ったいきみタイム!
ベッドの横にある手すりを持って自分の方に強く引き寄せ、足を乗せている台を押し倒す勢いで全身で踏ん張ります。
夫が強く手を握って妻を励ます…というシチュエーションを想定していましたが、手すりの方が安定していて強く踏ん張れるのでさっさと夫の手を離しました(笑)
夫よごめんね。
腕に力を入れると点滴の針が刺さった箇所が地味に痛いです。

いきむととうとう出てくる感覚がします。
「めっちゃしつこい便秘を出すんだよー」と助産師さんにうんち扱いされるかわいそうな我が子。
でも頭が出かけている状態はそんな感じがします。
場所違うのになんででしょう…?

また我慢!つらい!

いきむと出てきます。
けれど、陣痛がおさまるといきむのをやめるよう言われます。
頭がはまったままの状態が痛くて一気に出してしまいたいのに…!
これがかなりきついです。出産時の痛みナンバーワン。
後から聞きましたが、一気に出してしまうと会陰が裂けたり内部が傷つく原因になるそう。(怖い)
徐々に慣らしていくのが大切だそうです。

この辺りで「二人目なんか絶対いらない!無理!」と強く決意しました。

ようやく誕生!

何度かいきんでやめてを繰り返して、頭が出た(見えないので多分ですが)後はスッと身体も出ました。
回数に関しては正直全然覚えていません。
10回よりは少なかったと思います。

ついに息子誕生。
助産師さんが「産まれたよ!」と言って掲げてくれてから一呼吸置いて、元気に泣いてくれました。
産まれるまで誰も分からなかったのですが、首にへその緒が2周も巻きついていました。(あまり見えていない)
そのため、羊水は本来透明ですが、私のは濁っていたそうです。(見えていない)

へその緒の処理をしてから、胸の上で抱っこさせてもらいました。
もうめっちゃかわいくてかわいくて。
シワシワの顔で「ふえええん」と泣いていました。


後処理とか

産まれた後は、胎盤などを出し、再びやってきた先生に傷口を縫合してもらいます。
麻酔があったかは覚えていません…縫われるの結構痛かったです。

その後様子を見るために、分娩台の上で一時間ほど過ごしました。
深夜から起きていたので半分くらいは寝ていました。
夫は綺麗にしてもらった息子を抱っこしたり、写真を撮ったりしていました。ずるい。

一時間後、問題がないようなので病室に戻りました。
いろいろ痛過ぎて自力で立つのは無理だったので、車椅子を押してもらいました。
普通のことらしいです。自分で歩いて帰れる方が珍しいとのことでした。
そして、その日のうちに全身筋肉痛になりました。


以上で私の出産レポは終わりです。
とっってもしんどかったですが、抱っこした瞬間は最高の気分でした。
頑張れてよかったです。
息子も頑張ってくれてよかったです。

もうすでに痛みがどんなだったかぼんやりしているので、人間てアホだなあ、と思います(笑)
だからこそ、二人目も産もうと思えるのですね。

妊娠も出産も人体の不思議でした。
体験できてよかったです。
けれど、しばらくはいいかな(笑)